2024年8月26日(月)に、シンポジウム「PIDを成功させるコミュニティの実現」を開催しました。シンポジウムでは、Joy Owango氏(アフリカPID連合)から、アフリカからの学術情報の発信におけるPID(永続的識別子)の重要性、それを支えるコミュニティ形成の取り組み、ならびにPID基盤”DOCiD“の紹介が行われました。また、田辺浩介氏と林和弘氏・宮入暢子氏から、6月に開催されたPIDfestの参加報告が行われました。
ディスカッションでは、National PID Strategies(国レベルでのPID戦略)の検討や具体化がアフリカをはじめ世界中で進む中、明らかに立ち遅れている日本のPID戦略のあり方について、草の根・現場レベルでの提言を作成しようという提案が行われました。
当日の発表資料は以下で公開しています。
- 田辺浩介「PIDfest参加報告」
- 林和弘・宮入暢子「A Community Proposal for Japan’s National PID Strategies」